仁信堂での日常

主に日常感じた事や臨床で感じた事をアップしていきます。

柔らかい手

こんにちは!

 

紅葉も終わってしまう季節になりました。

 

今年は赤や黄色を見る事も無く終わってしまい、患者さんが撮ってきてくれたスマホの写真で「綺麗だな」と思ったぐらいです。(~_~)

 

昭和記念公園の紅葉、綺麗でしたねぇ・・・。(スマホの写真で)

 

さて、表題の「柔らかい手」ですが、これは常に僕が意識している事で施術や実生活に反映させています。

 

理論やテクニックももちろん大事なのですが、触る手がどうなのか?というのもとても大事だと思うので・・・。

 

というのも実は小さい頃から力が強かったみたいで、その癖がここ近年実生活で見えてきたんです。

 

洗濯物を干そうと思ったらつまんだだけなのに洗濯バサミを破壊してしまったり、カーテンレールのレールを壊してしまったり・・・。

 

些細な事で、小さい頃友達と喧嘩した時も大怪我させちゃったりと「本人がそうは思っていなくても圧を強くしてやってるのかな?」と考えるようになりました。

 

施術の難しいところって勝負事と一緒で「勝ちにこだわり過ぎてはいけない」ところがあるんですよね。

 

それまでは「なんとかしなきゃ」「良くさせなきゃ」と気負っていて無自覚に手の圧が強くなっていたのでしょう。

 

こちらの出力に対して相手の入力がキャパオーバーになり、施術後の負担があった気がします。

 

その反省から、なるべく手を柔らかくすることに注力するようになりました。

 

何年か前に疲れが酷く背中がしんどい時があったのですが、長女が肌に直接手で擦ってくれてすごい楽になったのを経験したんですね。

 

その時に「こんな小さくて力が弱くても人を楽にすることが出来るんだ!」

「人間の手ってすごいな!」と一人で感動した事も理由の一つです。

 

日々の体調や心理状況でも無自覚に圧が強くなっていることもあると思いますが、それが解ってからは一回の施術自体が生きているように変化していくのを感じたので、常にギアはマニュアルにしとかないと瞬間瞬間に対応できない事が解りました。

 

かといって解ってしまった事で余計に解らない事が増えてしまったので、またまた模索の毎日を過ごしております。(~_~)

 

奥が深いな人間の身体、そして鍼灸は・・・。*1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:+_+