仁信堂での日常

主に日常感じた事や臨床で感じた事をアップしていきます。

お休みの日の過ごし方

少し前の話をします。<(_ _)> 

 

先月の24日は祝日だったのですが、予定があるわけではないのに休診にしました。

 

世間は三連休で最終日。僕は久しぶりに二連休で最終日。

 

前日の夜、なんだか次の日はまだ休みがある(しかも特にすることが無い)というのは何とも言えない開放感がありました。

 

さて、当日の24日。

 

何をするかという事で家族と考えた結果、以前IKEAで購入した「折り畳みテント」を自転車で行ける距離の大きめの公園で広げまったり遊ぶという事にしました。

 

天気は曇天。なれども湿度は高し。

 

慣れない手つきでテントを組み立て、出来上がると中でお弁当を食べていました。

 

が、

 

急に雲が無くなっていきお日様が顔を出して気温はぐんぐん上昇!

 

中に入っていると蒸し風呂状態。

 

あまりにも暑いので「アイスコーヒーを買ってこようか?」と奥さんに言ったら、娘が「ジョアも買って来て!」とお使いを悪びれる様子もなく命令してくる。

 

近くのコンビニまで買いに行き帰ってくると、娘は保育園のお友達がいたみたいで遊んでいました。

 

ジョア買ってきたよ!」と声をかけると走って向かって来て「フタ開けて!」

フタを開けると栄養ドリンクさながら一気にクイッ!

 

またお友達のところに戻っていきました。

 

奥さんはそのお友達のお母さんと話をしているので、一人でボーっと誰もいないテントで口を開けて空を見ていました。

 

時計を見るとまだ30分しか経っていない。なんてゆっくりした時間なんだ。

 

ボッチのくせに普段は感じない時間感覚に感動していたら

 

「こういうのってたまにはいいかも・・・。」

 

と思えてきました。

 

 

日常の生活をしていて忙しかったりすると「何もない平凡な一日」「難しい事を余計に考えなくていい時間」を過ごしていなかったんだな。と気づきました。

 

「人に語れるような充実した生活」だけ送るのではなくて、あえて何もしない。かつ、特別な時間を過ごすのもいいもんだ!

 

平凡な日常を大事にしていきましょうね♪(^-^; 

 

以上、少し前のお話でした。

 

 

 

10月8日(祝)は診療致します。

こんにちは!最近少しだけカフェインの量を減らしている金光です。

口にすると自律神経が乱れやすいものがカフェインと糖と小麦らしいです。

困ったな。どれも大好きなんだけど糖分から控えてみるか!とやってみると意外といけちゃう。

しばらく絶ってみると「甘いものが食べたい!」という感情が湧かなくなりました。

ホントの本当は身体は別に欲してなかったのでしょうね(*^_^*)

今はコーヒーの量を減らしているところです。

 

昨日は「臨床研修会」の勉強会に行ってきました!

今期もスタートです! 沢山吸収して施術に還元するぞ!!

 

しかし、台風が向かってくるからか参加者は少なめでした。

遠方から来ている人もいますからね(>_<)

 

練習兼治療もしてもらっているので、すっきりと今週からまた頑張れそうです!<(`^´)>

 

<お知らせ> 

今月の10月8日は祝日ですが診療致します。

普段平日に来れない方是非ご連絡ください(^-^)

 

 

 

 

 

睡眠不足について

 

患者さんでも睡眠が十分とれていない方が多いので記述します。

 

皆さんは何時間寝てらっしゃいますか?

自分が眠れているか?の基準はたぶん睡眠時間だと思います。

 

それも正しい基準なのですが、実は昼の時間帯にどう過ごしたかで夜寝る時間の質が変わってくるのです。

 

自律神経には交感神経副交感神経があるのをご存知な方も多いと思います。

 

交感神経

1.日中活動するための神経

2.筋肉を動かす

3.積極的にやる気が出る

といったアクティブな神経の事です。

 

副交感神経

1.夜休むための神経

2.内臓を動かす

3.リラックスをする

という休息をする神経です。

 

人間には日内リズムというのがあり、昼は交感神経メインで身体を動かし夜は副交感神経でしっかりと休養する。といった体内の環境をバランスをとって生きています。

 

ここで睡眠の話に戻って大事なのがセロトニンメラトニン

セロトニンは脳幹から出来る神経伝達物質で交感神経系。メラトニンは脳内ホルモンで副交感神経系です。

 

セロトニンは穏やかな活動を続ける事を作用とし、メラトニンは穏やかな睡眠を得るために作用するものです。

 

両者は日内リズムを前提に車の両輪のように働いてくれています。

セロトニンの出が悪かったりすると夜のメラトニンに影響が出るし、メラトニンの出が悪かったりすると日中のセロトニンの影響が出てしまうんです。

 

では眠れない人の日中の生活はどういったものなのでしょう?

 

 例えば・・・。

 ・屋内で仕事をすることが多くて太陽の光を十分浴びていない。

・昼休みや午後の仕事の隙間にカフェインをとっている。

・糖質や食品添加物の多いランチをすることが多い。 

・運動不足もしくはやり過ぎ。

 

長い間こういった習慣がある方はセロトニンの出が悪い可能性があります。

 

まりメラトニンの出も悪くなり、良い睡眠がとれなくて翌日も疲れを持ち越してしまう。

そうすると次の日はシャッキリしない状態で日中過ごしてしまい、またセロトニンの出が・・・。(+o+)

 といった感じで悪循環にハマってしまいます。

 

なのでセロトニンを増やす方法は上記の悪くなる要因をなるべく避ける事と、規則正しい生活をする必要があります。

 

それと、前回のブログで書いた呼吸法。

深い呼吸で酸素を血液で運んでもらうと脳内物質の出方も大分変わるので是非試してください!

 

これは化学的な話ではないのですが、

眠れない人は横になっている時の前腕の手の平側の筋肉が過緊張してこんな感じになっている人が多いです。f:id:hari-kyu-jinnsinndou:20180920164054j:plain

 この筋肉は「握る」筋肉なので普段緊張感が強い人が眠れないのかもしれないですね。

 

 

手首の位置を気持ち反る感じで手の平をパーにしてあげてください。        f:id:hari-kyu-jinnsinndou:20180920164148j:plain

 

 ホクロが見えますよねw

手首の線から大体あのホクロまでが硬くなり張っているので気持ちいいぐらいの強さで持続圧を与えて手が自然にパーになるまで緩めてみて下さい。

身体の力が抜け寝やすくなるはずです。

 

以上、こういうメカニズムで睡眠の質は落ちるという事でした!

 

ちなみに僕は横になって2分以内に寝られます。(/ω\)

 

 

 

 

 

 

 

 

呼吸の仕方

前回のブログで「深呼吸をして」と書いたのですが、人間の身体は水分だけでなく「酸素」もとても重要なので追記しときます。

 

不思議なことに意識しないでも呼吸って続けていますよね?

 

普通に生活していて呼吸困難にはならないし、ましてや窒息死なんかには絶対ならない。

 

「じゃあ過呼吸はどうなのさ?」( ゚Д゚)

 

確かにあれは一見呼吸困難に感じるんですけど、実際は呼吸が浅く回数が多い状態のことなんです。

 

血液の中の二酸化炭素濃度が高いとそれを吐き出して「」を身体から排出します。

 

それが過剰だと身体の中が「アルカリ性になってしまって酸と塩基のバランスが崩れてしまいます。(塩基は酸と反対にある物質のことです。)

 

敏感な方だと呼吸が早くなっていることに気付いて

 

「あれ?なんか苦しい。」「不安になってきた。」といったようにパニック状態になってきます。

 

実はこのパニック状態が過呼吸の原因なんです!!

 

酸素が少なく感じて、呼吸が少なくなったとしても大丈夫!人間の身体は本当に良く出来ています。

 

延髄にある呼吸中枢」が息を吸うように指令を出しますので意識しなくても息は絶対吸えます!<(`^´)>

 

だからこのメカニズムを覚えていればあまりパニックになりにくいかもしれません。

 

でも、

それでも不安な方へ。。。

 

深く呼吸が出来る練習方法を教えますね!

 

まず、 

1:正座をして背筋を伸ばします。

 

2:できれば目の前に時計の秒針があればいいんですが、10秒間かけて息を鼻から吸い込みます。

 

3:そうしたら今度は10秒間かけて吸い込んだ酸素をゆっくりおへその下に落としていくイメージで息を止めます。

 

4:最後に10秒間かけて口からゆっくり息を吐いていきます。この時に「フ~」と声を出しながら吐きつくすとなお良いです。

 

これを顔が正面、もしくは少し上を向いた状態で毎日5セットやると酸素の取り入れ方の練習になると思うので是非試してみて下さいね!(^◇^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気象病もしくは天気病

 

雨の日の前日もしくは当日は身体のの調子が悪い。なんだか気分がすぐれない。

こんな人はもしかしたら気象病かもしれません。(*_*)

 

人間の体内には水分が占める割合が6割を超えます。

自分の身体の外の湿度や気圧を皮膚のセンサーで感知して、それに対応するように身体の調子を一定に保ち、外部環境に振り回されないようにするのが生体の恒常性(ホメオスタシス)といいます。

 

当然このシステムも免疫が関わってきます。

 

同じ土地・気象の条件下なのに天気に振り回される人とそうじゃない人がいる・・・。

普段受けている刺激(ストレス)は天気や人間関係の悩みだけではありません。

 

その人の骨格に無理のある姿勢を生活の中で続けていたりとか、好きなものばかり食べ続けていて実は身体が疲れていたりとか。(+_+)

 

自覚のない所でも身体は常に作動し続けているのです。

 

生活を客観的に見直すのはなかなか難しいですけど、身体の調子を整える事で気象病を克服する事は十分可能です。(^◇^)

 

そのためには何をすればいいのでしょう?

 

まず、気圧を感知するのは皮膚もそうですが耳の中の内耳にある「三半規管」が担っています。

ここの血流を良くしてあげるために両耳をゆっくり五秒ぐらい引っ張ってあげてください。

上に下に前に後ろにじんわりと引き延ばしてください。

※強ければ効く、痛ければ効くなんてことはないので適度な力加減で。

 

伸ばしたら次に耳を外回り・内回り10回ずつ回してください。

 

それから耳の後ろに骨が出っ張っているところがあるので、その近辺を押していくとすごく痛いポイントがあると思います。

そのポイントを反対側の眼の方向に向けて←(ここポイント!)グ~っと持続的に押してください。これも両方ともやってあげてくださいね!

 

終わったら深呼吸。こういった症状の出る方は無意識に呼吸が浅く、回数の多い方なのでゆっくりと鼻から吸って口から吐いて下さい。

 

それだけですw(^-^)

 

毎日ちょっとずつ続けていけばこれだけでも免疫を上げる事ができると思いますよ!?

 

今からでも天気に負けない身体づくりをして毎日を快適に過ごしましょうね!(^○^)

 

 

アレルギーのこと

 

皆さんはアレルギーを持ってらっしゃいますか?

 

僕も持っています。花粉・ハウスダスト・ダニ・金属アレルギー。

 

花粉やハウスダストは10代からあったみたいですが、金属アレルギーは30歳になってから発症しました。

 

何故かというと当時働いていた職場のストレスが原因でした。

とてつもなく厳しい所で働いていて、従業員は昨今流行のいわゆるパワハラを受けていて、新しく入った人は早くて一日or一週間、長くて三か月保てば良いほうでした。

 

僕も、精神的にきっついなぁ(+_+)なんて思っていて、それでも「ここで学べるものがあるうちは絶対辞めない!」と決めていたのですが・・・。

 

半年を過ぎたあたりからお腹が痒くなってきたのです。(*_*)

「なんでこんなとこ痒いんだ?ま、一時的なものだろう。」

と、大して気にもしないで毎日「戦場」で負けないように戦っていました。<(`^´)>

 

しかし、痒みが治まらないどころかむしろ悪化していくようで、お腹だけではなくて前腕や足、背中にも発赤が出だしてお風呂上りには真っ赤になり、痒みが耐えられなくて保冷剤を当ててしまう始末。

 

「これって蕁麻疹なんじゃ?(泣)」

 

皮膚科に行っても「ああ、金属アレルギーですね。(お腹を診てもらったから)この薬を塗ってください。」とステロイドを処方されるものの、痒みに耐えられないうちは塗ってはいるが根本的には改善されない。

 

健康を害するような仕事は身を引いたほうが良い。」

 

そういう風に結論を出しその職場は退職することにしました。

 

しかし、辞めたところでいったん出てしまった症状はなかなか治りません。

その後数年間は痒みに苦しみ、毎年夏が来るのが憂鬱で仕方ありませんでした。(汗かいたり、体温上がると免疫が働いて症状が強く出る為)

 

人間の神経には受容器(レセプター)というものがあり、これにアレル物質が反応してアレルギー症状が出ます。

本来素通り出来るものが見逃せず、過剰に反応してしまうのがアレルギー反応。

つまり、免疫機能の誤作動なのです。

 

原因は自律神経の失調。強いストレスを浴びて本意ではない生活を強いられたことが理由だと思います。

 

「このまま自分はこの症状と一生付き合っていくしかないのか・・・。」

 

と暗澹たる気持ちで過ごしていたのですが、もしかして「免疫力を上げれば無くなるんじゃ?」ということで、今年の6月から2~3日に1回ちゃんと自分で脈を診てから鍼を打つと・・・。

 

「あれ??  出ないっ!? 今の時期絶対毎日痒くなっていたし、お風呂入ると赤くなっていたし、夜中痒くて掻き壊していたのに、、今日まで一回も無い!!!」

 

自分のことながら滅茶苦茶嬉しかったです!!(^^)!一生付き合っていくのかと思っていたのでw(^○^)

 

皆さん、アレルギーは良くなります!

少し時間は掛かるけど何もせずストレスを感じて毎日を過ごすよりは、それが無くなり解放されると世界がほんの少しでも明るく見えてきます。(^○^)

 

こういった症状でお悩みのある方は気軽にご相談くださいね!♪

 

 

 

 

自律神経、うつの勉強会セミナーに行ってきました。

昨日は午前のみ診療で午後は神田まで行き[自律神経とうつ]の勉強会に参加して来ました。

 

当院でも鍼で自律神経にアプローチする施術はしていますが、整体でそれをメインにしている先生のお話しが聞けるということで、2ヶ月前から申し込みをしていました。(院の掲示板やホームページには事前に記載していましたが知らないで午後電話くれた人がいたらごめんなさい。m(_ _)m)

 

開始ギリギリの時間に着いたのですが出席者は20~30人ぐらい。皆、僕と同じ日々の治療で悩んでるから来てるんだろうなぁ。

と、思っていたら質問内容が親族や身内の人の話も出たりして、大切な人が苦しんでいるのを何とかしたい!もしくは悪くなってしまった理由を知りたい!という内容の質問も結構ありました。

皆それぞれの目的意識があって来ているんだ(∋_∈)

 

内容はとても分かりやすく為になりました!

臨床で自分が感じていたことを論理的に説明してくれたときには心の中で膝を打ち、新しい発見があったときには目から鱗ものでした。(@_@)

新しく仕入れた概念で、自分に何が足りなく、今までの治療の何の詰めが甘かったかが分かったのでこれから修正していこうと思います。

今来てくれている人達が少しでも良くなれるように頑張っていきます!!p(^-^)q