仁信堂での日常

主に日常感じた事や臨床で感じた事をアップしていきます。

健康志向の風潮

人体の水分量は6~7割にものぼるという。

 

~最近臨床で気づいた事~

近年、国民の高血圧に対して警鐘を鳴らし政府やマスメディアが血圧を下げる事を推奨している向きがある。

確かに血圧が高すぎると健康にもよくないし、最悪脳梗塞心筋梗塞といった重篤な疾患になるリスクはあるとは思います。

この風潮自体が国の医療費を削減しようということは解るんだけど、それにしても高齢者に求める数字がかなりシビアだと思う。

そもそも血圧というのは年々上がっていくもので(圧力が無いと末梢血管まで血流を行き渡らせないので手足に力が入らない。)無理矢理に下げてしまっていると元気が出ずらくなってしまう。

病気にならないために血圧を下げよう!というのに降圧剤を余分に処方されている人の多いこと。

一体医療費はどっちの方がかかっているのでしょうか?

~ここまでは今まで感じていた事です。

 

これから最近思った事~

最近若い患者さんでも世の健康志向を気になさって「減塩」などを積極的に生活に取り入れている人もいるのですが、「減らせば健康!」というイメージで習慣化し、ある期間が経ってから急に元気がなくなってしまった。疲れがずっと取れない。という方がちらほらいらっしゃってます。

人間の身体の水分は6~7割ですが、純粋な水だけではなくて電解水(ナトリウムやカリウム)なども含むので塩分が不足しても健康には影響が出るみたいです。

生成された塩(塩化ナトリウム)はあまり良くはないけど、岩塩などのナトリウムは生命維持にとても大事なのだろうと臨床で気づかされました。

やはり、生命は海から誕生したっていう事は大前提なのでしょうね?

元気に過ごすためにも適度に良質な塩を摂取して下さいね!(^.^)