こんにちは!
本日5月9日で仁信堂も2周年になりました!!
これも皆さまが通って下さるお陰で続けられています。
ありがとうございます!!(*^▽^*)
鍼を打つ仕事を続けていて不満と言うか「ここがなぁ・・・。」と思う事がありまして。
それは、人の身体がないと成立しないことなんです。
何かしらのプロだと常に練習を怠らないですよね?
コックさんや板前さん、パシティエさんとかは食材・設備があれば練習出来たり新しい商品を開発・研究したり出来ます。
スポーツ選手、ミュージシャンもボールや靴、楽器・機材や練習スペースの確保があれば己のスキルを伸ばす事が出来ると思います。
もちろんそれらのパフォーマンスを発揮するためには「相手」という二人称・三人称がいて、より完成・洗練されていくものでしょう。
むしろその段階への為に前段階で個人技を鍛えてるのだと思いますが。
・・・鍼灸はそれが難しいんですよ(._.)
最初のうちは皆、まっさら。
学校や勉強会で勉強した事でも「今その瞬間に目の前にそういう症例を持った人がいない」と練習をしてもそれが効果があることなのか、これでいいのかハッキリしないのです。(練習相手は大抵健全な人なので)
患者さんが「楽だ」と言って下さって「あぁ、これで良かったんだ」と初めて実感できる。
だから経験した事の無い症例ですと毎回アドリブみたいなものです。
現在持っている知識と経験で考察して一手一手当てていくしかありません。
もちろん初回で毎回成功する事は難しい。
だから次回までの宿題として解決法を考えていく訳ですが、色々「こういうことなんじゃないか?」とか「こうすれば変化がでるんじゃないか?」
と普段からアイデアが浮かんできても・・・。
肝心のその人が目の前にいないので試せない!(泣)
これが料理系の仕事だったらその場でキッチンに立って食材出して試せたり出来るのに!!
なんて思う事が多々あります。
だから次回のご予約日に考えてきたことをアプローチする形になるのですが・・・。
これが自分がいつももどかしいと思っている点です(>_<)
この仕事をしていく上での無いものねだりでしかないんですけど(笑)
結局何が言いたいかというと、患者さんが通ってくれているから勉強になるし、実感して自信に繋げられているという事。
その結果、当人やこれから来られるであろう人達に良いものを提供出来ればと思っています。
いつも、身体を預けてチャンスを与えてくれ有難うございます!<m(__)m>
三年目も引き続き頑張っていきたいので、どうぞよろしくお願い致します!!