仁信堂での日常

主に日常感じた事や臨床で感じた事をアップしていきます。

今日はしんきゅうの日(4月9日)

日本鍼灸師会が啓蒙活動の一環で制定した日らしいです。

普段こういう語呂合わせ的な物には反応しなく、ましてや乗っかるなんて事はしないんですけど仕事に直結している日なので反応しております。

 

なんだか鍼灸って敷居が高いイメージありますよね?(T-T)

もっと生活に身近なツールとして認知され溶け込めばわざわざ宣伝する必要もないのですが。

 

【一般の人が鍼灸に通う事に足踏みする理由】

▪痛そう

▪保険が効かないから高い

▪未体験な物に対しての恐怖

 

友人、知人、来院されるまでの患者さんの気持ち等を聞くと大体こんな感じでしょうか?

 

では一つ一つお答えしますね?(^-^)

 

まず「痛そう」というのは全くの誤解です。

確かに先端が尖っているので針なのですが、

これは「施術者がどういう気持ち、もしくはイメージを持って鍼を打っているか」で痛い鍼か痛くない鍼かで変わってきます。

 

確かに、その人の今の体調に反応しているツボに対しては「響き」という独特の痛みに似た感覚があります。

ただこの刺激量は加減することが可能なので、当院では「刺激がキツかったら言ってくださいね?」と声掛けしています。

今のところ「もうギブ!」と言った人は一人もいません(笑)

治療を受ける時は「その先生の考え方や価値観も痛みとも関係する」ので、よく見定めた方が良いと思います。

 

次に「保険が効かない」ということですが、確かに保険が効く鍼灸もあります。

ですが、「特定の疾患だけ」というのに加え保険が効くようになるまでのハードルが高く、施術出来る部位も限られてしまうのです。

 

枠が限られてしまうと治るものも治らない場合があります。

病院でも保険内と保険外の治療は高度医療としてしっかり差別化されているので、保険で治らない場合は保険外に移行すると思います。

保険内の治療体系でどうにもならなかったら受けてみるのも手ですよ?(^o^)

 

最後に「未体験な物に対する恐怖

これは当たり前だと思います。

人間誰だってやったこと無いことは不安と恐怖があります。

ですが、産まれてきてから幾つもの初体験を経てきて今があるので、既に未知な物に挑戦してきている筈です。

「思い切り」が大事なので飛び込んでしまえば後はなるようになると思います。

 

僕も開業するという飛び込みは多少勇気がいりました(笑)

でも...なんとかなっちゃうんですよねぇ(笑)

まぁ運が良いだけなんですけど(^ω^)

 

とまぁ今回はやたら長くなってしまいましたが、単純にあんまり考えすぎないで「飛び込んで」しまえば良いんだと思います。

 

行動した時点で治る可能性が半分ぐらい既に上がっているんですから。(^-^)v