最悪な目覚めです。
足がつって目覚めてしまうという事は。
昔は患者さんが言ってた意味が分からなくて、
「?」
マークが出ていたのですが近年経験して「これは最悪だ!」「あの人たちはこれを経験してたのかっ!」
と関係が途絶えてから気の毒に思いました。(T_T)
つってしまう意味・メカニズムがちゃんと解っていないと恐怖だと思います。
なので今回は「足のつり」について書きます。
まず、「足がつる」のにはいくつか条件が整ってから発動します。
- 1.足が張っている状態。
- 2.身体の水分が不足している状態。
- 3.冷え症体質で冷気に敏感な状態。
これら条件が揃って疲れていて免疫力が低下している時につりやすいです。
順番に説明していくと・・・。
1は腰やおしりの筋肉が緊張していたり、長時間座っている姿勢、立っている姿勢が多い人。
日常歩く事が少ない人、もしくは歩き過ぎな人もです。
2は人間は呼吸しているだけでも水分を失っています。
それ以外でも汗をかいたり、おしっこが多かったり(これは後述の冷えと関係します。)と身体の外に体液が出る回数が増えた時。
意外と盲点なのは「薬」と「お酒」。これらは肝臓で解毒、腎臓で濾過をしておしっことして体外に排出するので、その時に大量の水分をもっていかれます。
呑んだ日の明け方につった経験がある方も多いと思います。(T_T)
3は自覚のない「隠れ冷え性」な方が非常に多い。ということです。
足の冷えがあるのが冷え性というだけではなくて、「冷えが原因で体調に変化があるのが真の冷え性」ということもあるのです。
これは冷えの自覚が無い男性に多いです。
冷気は目に見えないだけで地面や床に確実にあります。
冷房の原理なんかは足元から冷えていきますよね?
夜中深い時間は冷気が漂うのでこれにより足が冷えてしまうのです。
以上三点がつりやすい条件です。
心当たりや引っ掛かった方はいるでしょうか?
これから秋→冬と一段と冷えてくるので、
ふくらはぎを適度に動かし、薬やアルコールを摂った日は水をなるべく飲み、湯船でゆっくり温めれば・・・
きっと大丈夫!!
あ、あと入浴は出来れば就寝二時間前になさった方がなおよろしいと思います。
温まった身体ですぐお布団に入ると、夜中急激に体温が下がり冷えてしまうので。
二時間ぐらい経つと平常時の体温に戻るので落差は少なく冷えなくて済みます。
原因さえ解っていれば怖くない!<(`^´)>
今晩から気を付けてお休みくださいzzz。
「それでもつってしまう!」という方は気軽にご相談くださいね~。!(^^)!